猫背や肩こりというと、多くの方が背中や肩の筋肉の問題をイメージします。しかし実は、胸の筋肉も大きく影響していることをご存じでしょうか。現代の生活では胸の筋肉が硬くなりやすく、それが姿勢の崩れや肩こりの原因になるケースが非常に多く見られます。
この記事では、胸の筋肉と姿勢・肩こりの関係を分かりやすく解説します。
胸の筋肉とは
胸の筋肉とは主に大胸筋、小胸筋を指します。
大胸筋
腕を前に出したり、内側へ寄せたりするときに使う大きな筋肉。
小胸筋
肩甲骨を前方へ引っ張る、小さくても姿勢に強く影響する筋肉。
この二つの筋肉が硬くなると、肩や背中に大きな負担がかかります。
胸の筋肉が硬くなると起こること
1. 肩が前に巻き込まれる
胸の筋肉が縮むように硬くなると、肩を前に引っ張る力が強くなります。
すると、いわゆる巻き肩の状態になり、背中が丸くなりやすくなります。
結果として、見た目が猫背に近づき、疲れやすい姿勢になります。
2. 呼吸が浅くなる
胸の筋肉が硬くなると胸郭の広がりが制限され、呼吸が浅くなりやすくなります。
呼吸が浅いと体に力が入りやすく、肩や首まわりの筋肉に余計な緊張が続きます。
慢性的な肩こりや頭痛につながりやすい状態です。
3. 肩甲骨が動きにくくなる
小胸筋は肩甲骨に直接ついているため、ここが硬くなると肩甲骨の動きが制限されます。
肩甲骨がスムーズに動かなくなると
肩が上がりにくい
腕が疲れやすい
肩こりが取れにくい
など、動きの面でも不調を感じやすくなります。
猫背や肩こりを改善するためには胸の筋肉が重要
姿勢を整えるというと「背中を鍛える」「肩甲骨を寄せる」といった意識が強くなりがちですが、胸の筋肉の硬さを緩めることも同じくらい重要です。
胸の筋肉が柔らかくなると
肩が自然に後ろへ戻る
猫背が改善しやすくなる
肩甲骨が動きやすくなる
呼吸が深くなる
肩こりが軽減する
といった変化が期待できます。
胸の筋肉へのアプローチは、姿勢改善の土台作りとして非常に効果的です。
現代人は胸の筋肉が硬くなりやすい
スマートフォンを見る姿勢
デスクワークの姿勢
長時間の運転
腕を前で使う動作が多い仕事
これらはすべて胸の筋肉を固める原因になります。
知らないうちに胸の筋肉が硬まり、猫背や肩こりにつながっている方がとても多いのです。
まとめ
胸の筋肉が硬くなると、肩が前に引っ張られ、猫背や肩こりの原因になります。
呼吸が浅くなり、肩甲骨の動きも悪くなるため、不調が長引きやすい状態にもなります。
猫背や肩こりで悩んでいる方は、背中だけでなく胸の筋肉にも目を向けてみましょう。
胸の筋肉を緩めるだけで姿勢が変わり、肩こりが軽減することは多くあります。
施術では胸まわりの固さをしっかり整え、背中や肩とのバランスを改善することで、より持続的な姿勢改善と肩こり軽減が期待できます。
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